先日、和食のお店を数店舗経営されている社長さんとそのお店で、食事をすることになりました。
すると、なんと珍しい『ばちこ』が出てきました。滅多に口にすることができない珍味です。
では、何故なのか？・・・『ばちこ』について説明しましょう。
なまこの卵巣を干した珍味です。
なまこの腸の塩辛は「このわた」とよばれ三大珍味の一つですが、ほしこはそれ以上に少量しか採れず貴重な逸品です。
干した形が三味線のバチの形に似ているところから別名「ばちこ」とも呼ばれます。
海の宝石とまで言われる逸品の珍味です。
『ばちこ』の栄養価は、特にタンパク質やミネラルが豊富に含まれているため、健康にも良いとされています。
また、独特の食感や風味が美味しさの秘訣で、これを独特な料理法で調理することで、さらにその魅力が引き出されるのです。高級珍味である「ばちこ」を使った料理は、その風味や食感を最大限に生かすために、さまざまな工夫が凝らされています。例えば、「ばちこ」は、塩で軽く揉んでから水にさらし、乾燥させることで、味が凝縮され、香りが豊かに広がります。
先人たちは、なまこ一つにしても様々な部位を美味しくまた栄養価も豊富にして、食を楽しんでいたのです。
ほんと、凄いですよ。・・・・先人に感謝しながら、『ばちこ』を美味しくいただきました。
