昨日は、初めて留学生に日本の食文化の『和食とうま味』について講義しました。
以前からずっとやりたかった講義だけに、今回は資料作りや準備には相当時間をかけてきました。留学生を対象に講義をするときは特に、レディネス調査は大事です。ですから、いつもの講義スタイルのスイッチを、外国版に切り替えてしなければなりません。何度も何度も頭の中でシュミレーションを行い、前日の夜は眠れなかったほどです(笑)
今回は、昆布(3種類)とかつおの出汁のうま味を、文章と映像、実物での試食体験で行いました。五感を生かしての講義です。
さて、学生の反応は・・・なんと、昆布3種類(利尻・羅臼・真昆布)の味をうまく味わい、違いを感じ取ってくれました。かつおぶし削り実演では、とても興味深く観察し、削る場所によってかつおぶしの出来上がりの違いに驚いていました。
レポートの感想では、その国の食文化を知ることは、さらに深く理解できよかった。食文化を知ることは楽しい、もっと日本料理の出汁について勉強したい!この出汁で色んな料理ができるとは、びっくりした。・・・など、とても良い評価の言葉をたくさん書いてくれました。それを見たときは、ほっとしてドッと疲れが出ましたが、まだ残り2本の講義があります。
再度、気合を入れなおして頑張ります(^_-)-☆